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  • 執筆者の写真Takayuki

不動産投資 女性の投資



投資について分析されていたページがありましたのでそちらを基に女性が投資をする場合の考え方や傾向を見ていきたいと思います。


私の周りでは女性の投資家さんが少なく、男性の方が中心です。


不動産投資の営業さんでは、女性の方はもちろんいらっしゃいますが、投資家さんがほぼいてません。


なので、今回は不動産投資をすることは男性、女性どちらが向いているのか?その辺を考えていきます。


資料基は2018年9月MUFG資産形成研究所発表の「金融リテラシー1万人調査の概要」です。


 

1.金融の行動

男性:相対的に高い傾向

女性:相対的に低い傾向


2.投資の状況

男性:投資検討は7割。投資実施は4割強。主に国内株式から投資を開始

女性:投資検討は6割弱。投資実施は3割。国内株式に次いで「投資信託」から投資を開始する人も多い。


3.理解、関心

男性:自身の理解度に関し、自信過剰傾向

女性:自身の理解度に関し、等身大の認識


4.情報収集

男性:ウエブサイトに次いで、文字媒体を重視

女性:ウエブサイトに次いで、人づての話を重視


5.若年層の特徴

男性:

①投資の実施比率が高い

②金融への理解度や関心、学習意欲も高い

③投資の目的を「短期的な利益」「節税」「社会勉強」とする人の割合が高い

④インターネットやスマホアプリの活用率が高く、情報収集に積極的

女性:

①投資の実施比率が低い。

②金融への関心、学習意欲は高い一方、自身の金融知識の水準に自信を持てない人の割合も高い

③人づての情報を重視する人の割合が高い

④インターネットや日常生活で使用するようなスマホアプリの活用率が高い


 

まずこのような形でまとめられていました。


5.若年層の特徴を見て頂くとよくわかりますね。

不思議なのは、投資検討では男性7割、女性6割弱。

この数字だけを見ると大きな差はないように感じますが、実際に投資をしたことがあるのか?となると、女性の方が消極的になるんですね。


男性は、自ら情報を集めて学んでいます。そして、情報収集の中でも「文字媒体を重視」とあります。人から聞く情報に頼らず、自分の理論考えを形成されている傾向が伺えます。


女性は、投資をするにあたり、「投資信託」を選ぶ方が多いことを見ると特徴が見えてきますね。

「投資信託」いわゆるファンドなので、投資のプロにお金を預けて運用してもらうことに安心があるのかもしれません。

ご自身での情報は正しいのか間違っているのか判断ができない。そして、人づての話を重視されるため、「投資信託がいいよ」や「株式投資よりもFX」と聞くと、そちらに考え方が引っ張られるかもしれません。


ここまでの特徴を見ると、不動産投資よりもJリートのように不動産信託の方が女性向なのかもしれません。


次の資料を見ると


【女性が投資の検討をしない理由として「十分な知識がない」をあげる人が7割超】

このようなアンケート結果が出ているそうです。

※回答しているのは

企業勤めで個人的な投資経験がなく、投資を検討したことがない人


先程の特徴では検討する方は女性でも6割弱とありました。その中でも逆に検討しなかった方の理由です。


 

こちらのアンケート結果は男女ともにでているのですが、見てみると男女の性質がでているように感じます。


【検討しなかった理由】

1.十分な知識がない

男性:6割

女性:7割強


2.損をするのが不安

男性:3割強

女性:5割弱


3.難しそう、敷居が高いから

男性:2割弱

女性:3割強


4.何から始めてよいか分かならい

男性:2割弱

女性:3割強


上記が上位の回答になっていました。


見ると納得の理由が上位を占めていますよね。

これからの時代は「投資だ!」って言われても、何をどうすればよいのか?


身近に投資をされている方がいてればお話を聞いて教えてもらえるかもしれませんが、周りでもされている方多くないのではないでしょうか?

いらっしゃっても、損をした、負けたなんて話を聞くと、やる意味を見出せなくなります。


確かに毎年、投資を始められる方がでてきてると思います。少し勉強をして、少しのお金で初めて見る。それで短期での結果をみて良い悪いの判断は難しいですよね。


何よりも会社に勤めていらっしゃる方は、株式投資などのチャートをチェックするのも難しいですもんね。


そうなると女性は消極的というよりも手堅い利益を得ることと、煩わしさがない投資先を選ばれているような気がしますね。


個人的なイメージは

男性はやるならば「大儲けを夢見て」

女性はやるならば「大きな利益よりも手堅く、手間なく儲けを作る」


他のアンケート結果もでているんですが、唯一男性と女性とで男性の方が多い回答を出しているのが、


■投資用資金としてまとまった額が用意できないから

男性:11%程度

女性:8%程度


この結果からも女性の方が貯えを意識されているのもわかります。


アンケート結果をまとめると


女性の投資は何が向いているのか?


投資信託を選択されていることを代表として


自分で判断するのではなく、専門家である他者へ依存する傾向が高いので、不動産投資を考えた場合は個人で収益用の不動産を購入して経営するよりもJリート等の不動産投信信託を利用する方が向いているように感じます。


人づての情報を重視する。この点を捉えると仕組みや考え方、お金の儲け方を知ることで投資先としての選択は広がりそうですね。


ただ、女性の場合は結婚をされることで環境が大きく変わられる方もいらっしゃいますので手堅く運用できる商材が安心を得られると感じました。


男性、女性共に単身者で結婚を意識されていなければ、必ず老後問題も考えなくてはなりません。


そのような方にとって不動産投資は有効だと私は考えています。


例えば、高齢になって周りの身寄りもそれに伴い高齢の方が増えると、現在ではお部屋を借りるのが難しいです。理由は高齢者単身にお部屋を貸して下さる家主が少ないからです。


そうなった時のことを考えると


1.ご自身が住むための家を購入

2.支払が終わった後は人に賃貸で貸す、もしくはご自身は施設に入ることを考えて売却する。


もちろん、株なども最終売却することでお金に換金できますが、まとまった資金でなければ老後の生活の見通しは立ちません。

不動産の場合は、売却すること貸すこと共にできます。


なので個人的には、1Rや1Kの収益不動産を取得していれば、自分の住処は確保もできていると考えられます。


不動産投資の観点から考えると1R、1Kは儲けが少ないため今は人気が少ないです。

しかし、購入する金額はその分リーズナブルな価格です。

将来先のことを考えるならば、1R、1Kのお部屋を二部屋所有し、一部屋はご自身で住むため。もう一部屋は賃貸でお貸しになる。そうすることで住居として利用するためのお金の心配は減少します。


【まとめ】


・女性の投資は大きな投資を行わない。

・ご自身の将来を考えた投資先を選択する。

・安定を考えるならば1R、1Kの部屋を最低二部屋所有。


今後はますます老後資金について考えないといけない時代になると思います。

ご結婚の有無を問わず避けられない問題です。


将来を見据えた投資先。不動産投資がご自身にあっているか考えてみてはいかがでしょう?

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