前回、前々回の記事で女性の投資について記事を書いてきました。
過去の記事はこちらから↓↓
その中で私が考えるお勧めの不動産投資についてお話もしてきました。
投資をされる方かつ、投資の中でも不動産投資を選択された方に対してですので、ご注意くださいね。
お勧めは1R、1Kといった小振りの不動産投資物件でした。
但し、売却前提としての不動産保有ではなく、中長期での経営(運営)を考えている方に対してです。短期での売却を考えておられるようでしたらお勧めはしません。
今回は1R、1Kの選ぶポイントをお話していきたいと思います。
まず、
【1R、1Kって何?その言葉から説明していきます。】
お部屋探しをされた経験があれば見たことがあるかもしれませんが皆さんお分かりになりますでしょうか?
■1Rとは?
「ワンルーム」のお部屋のことを言います。
イメージとしては、
①お部屋の広さは4.5~8帖程度の広さがあるお部屋が1つある。
②玄関入ってお部屋までの廊下にミニキッチンがある。
③浴室、トイレがユニット式(同じ箱の中に浴室、トイレがある。ビジネスホテルの浴室とトイレをイメージして頂ければわかりますかね?)
※最近のワンルームや広めの部屋があるワンルームでは浴室とトイレがそれぞれ分かれている「セパレートタイプ」も大夫と増えてきました。
④洗濯機置き場がバルコニーの外置きタイプと中置タイプと分かれる。
※中置タイプは新しいワンルームのお部屋に多いです。
最近は古くても広さが確保できているお部屋のタイプであれば、リニューアルで室内に洗濯機を置けるようにされているお部屋もでてきています。
■1Kとは?
「ワンケー」と呼んでいて、一部屋のお部屋があるのは勿論、ワンルームと比べてキッチンスペースが確保されているお部屋になります。
なのでお部屋のゆとりも1Kの方があります。
③浴室、トイレ
④洗濯機置き場
こちらはワンルームと同じように考えて頂ければと思います。
■1Rと1Kどちらが人気?
私の携わるお客様は圧倒的に1Kを選択される方が多いですね。
お家賃帯もそんなに大きく変わらないので少しゆとりがある1Kが好まれていると思われます。
■利用する方はどんな人?
お部屋の大きさからもわかるように「単身者」ですね。
①学生
②社会人
■家賃はどうやって決まるのか?
家賃は
①建物の築年数
②外観
③駅からの距離
④利便性
⑤建物全体の設備(エレベーター有り無し、オートロック、宅配ボックスなど)
⑥室内の内容(室内が綺麗、古い。お部屋の広さ、浴室トイレがセパレートなど)
⑦室内の設備(エアコンがある、ない。など)
⑧近隣相場
⑨立地
主だったところでは上記が挙げられると思います。
恐らくさらに細かく見るともっと項目はでてきます。
それらを総合的に見て家賃を設定します。
最終的には近隣相場に近い家賃帯に収まることも多いです。
■1R、1Kのメリット・デメリット
【メリット】
①購入価格が抑えられる
②維持費用も高くない
※総合的の判断なので、物件によっては高額な印象のあるお部屋もあります。
③単身者がターゲットなので比較的探している層が多い。
④改装費も高くない。
【デメリット】
①近隣に同規模のマンションがあれば価格競争に巻き込まれる可能性がある。
②マンション全体の維持管理の良し悪しは管理会社頼みになる。
③単身者のため短期での退去がありえる。
④短期での退去に伴い改装のサイクルも早くなる可能性がある。
※室内を綺麗に使用して頂ければ、改装費はそんなにかけずに済むケースもあります。
場合によって、室内のハウスクリーニング程度で済む場合もあります。
何事においても、メリット、デメリットは必ず存在しますよね。
また、購入する物件を選ぶ際も条件が良い物件を探すとなると中々探すのも一苦労です。
なので、ここは不動産会社をうまく利用されることです。
自分が住むための家でしたら、拘りがあって、この家が良い!ってなると周りが見えにくくなりますが、ご自身が住む家でないので、その点は客観的に判断できると思います。
不動産会社に相談されて、提供される情報があまりよくなければ別の不動産屋に相談に行っても何ら問題もありません。
ただ、何件も不動産会社に足を運ぶのが大変かと思います。
今の時代でしたら、会社のホームページなどからお問い合わせもできますので、ご自身の条件をつけて問合せすれば資料を頂くこともできますよね。
そして何よりも一番大切なポイント!
不動産会社から資料を集めて色々な物件を見ることも大切ですが、ご自身が信頼できる不動産屋、営業マンと知り合うことができます。
お仕事をしながら副業で行うには管理が大変です。
なので、その紹介をしてもらった不動産会社に不動産投資物件として購入された家の管理を依頼されると、ご自身での管理作業は、毎月入金される家賃の管理程度で収まってきます。
また中に住んでいる入居者が退去してからも新たなお客さんの募集や退去に伴う改装の提案もしてくれます。
多少の管理料等は必要となりますが、手間暇はかけずに済むことと、維持するためのランニングコストが他の不動産投資物件と比べて低いです。
【まとめ】
大きな収益は期待できませんが、不動産という資産をもち、将来のご自身の毎月入る収入源を作ることができます。
しかしながら収入としては低いためその収入に頼って生活することは難しいですが、最終的にご自身でそこに住むこともできる家を事前に確保できている安心感は大きいと思います。
これも何度も言ってますが、
できれば同じマンションで二部屋を保有できれば、一部屋はご自身が住み、もう一部屋は貸し出しして家賃収入を頂く。それができればご自身の住むお部屋のランニングコストも含めて賄うことができるでしょうから、住居での費用の心配も低減します。
人が生活するうえで住むところの確保。これが一番の課題です。
今現在は空家問題として空室のお家がいっぱいあると言われていますが、将来我々がその家に住みたい、借りたいと言っても誰が所有しているのか?何に使われているのか?それすらわからない空家も多数あります。
そんな不確定な情報を頼りにすることなく、ご自身で確保していくことが何よりも将来に対する不安を解消できると私は考えています。
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