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  • 執筆者の写真Takayuki

不動産用語を学ぶ2



司法書士と行政書士の違い知ってますか?


不動産用語を学ぶ中で、知っておかないといけない士業の資格です。


■司法書士(しほうしょし)とは?

登記の専門家です。

不動産登記、商業登記と呼ばれる登記手続きを法務局に申請手続きをしてくれます。


■行政書士(ぎょうせいしょし)とは?

建設業、宅建業、派遣業など、許認可手続きを行政(都道府県庁など)に申請手続きをしてくれます。


これを見て不動産取引の際にかかわるのはどちらかおわかりになりましたか?


そうです。


司法書士です。

古い方は司法書士、行政書士のことをひとまとめで「代書屋」(だいしょや)と呼ぶ方もいています。


その理由は?

法務局への申請手続き、行政への申請手続き

どちらも本人であれば手続きすることは可能です。


しかしあまりにも専門的な用語や法律などがかかわってくるため、一個人で手続きをしようと思えば大変です。


そんなときの皆さんの見方が司法書士、行政書士の先生です。


不動産取引をする場合。例えば銀行でお金を借りて購入する場合


取引日当日集まるメンバーを紹介しましょう。


1.売主

2.買主

3.売主側の仲介会社

4.買主側の仲介会社

5.売主側の司法書士

6.買主側の司法書士

※司法書士の補助者がプラス参加するケースもあります。


多いメンバーであれば合計6名以上が集まるんです。


不動産取引を経験された方でもあまり記憶はないと思いますが、


買主から売主へ代金を支払う前にこの司法書士が取引に関わる書類の説明や署名をお願いしています。そして、すべての書類が揃うことでようやく不動産取引が行われていきます。


いわば、司法書士がGoサインを出さないとその取引が進まないんです。


そんな大変な役割を担ってくれているのが司法書士です。


しかし、存在感は控えめで決して前に出てこられないため印象は薄いかもしれませんが、冷静かつ沈着にお仕事をされているわけです。


中にはよくお話される社交的な先生もいらっしゃいますが(≧▽≦)


なので、行政書士の先生が不動産取引にこらえても不動産取引はできませんのでご注意を!


そして、司法書士の先生の費用をみて高い!って言われる方もしばしばいてるのですが、


明細をよく見て下さいね。

高い理由は「登録免許税」いわば国に納める税金です。これが明細のほとんどを占めていると思います。


今回の用語は「司法書士」を取り上げてみました。


普段生活していると全く関りがないため記憶に残ることも少ないと思いますが、


不動産登記のプロなので、仲良くなって親しくなれば、色々とご相談にも乗ってもらえたりなかったり。


世の常として知らないものが損をする世界が不動産業界でもありますのでしっかりとした知識を少しずつでも持てるよう意識して頂ければと思います。

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